福祉関連業種の夏季賞与 1 人平均支給額
夏季賞与支給の時期を迎えます。賞与支給の参考資料として、厚生労働省の調査結果※から、福祉関連業種の直近5年間(平成25~29年)における、夏季賞与支給労働者1人平均支給額(以下、1人平均支給額)などを事業所規模別にご紹介します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html
老人福祉・介護、障害者福祉事業が増加
福祉関連業種の夏季賞与 1 人平均支給額などをまとめると下表のとおりです。
29年の1人平均支給額をみると、児童福祉事業は5~29人規模が減少、30~99人規模が増加しました。老人福祉・介護事業は両規模とも増加、特に30~99人規模では、25年以降で初めて20万円を超えました。障害者福祉事業も両規模とも増加しています。きまって支給する給与に対する支給割合は、老人福祉・介護事業以外は1 ヶ月分以上になりました。
今年はどのような結果になるでしょうか。
業種別夏季賞与支給労働者1人平均支給額等の推移
※厚生労働省「毎月勤労統計調査」
日本標準産業分類に基づく16大産業に属する常用労働者5人以上の約190万事業所(経済センサス基礎調査)から抽出した約33,000事業所を対象にした調査です。きまって支給する給与に対する支給割合とは、賞与を支給した事業所ごとに算出した「きまって支給する給与」に対する「賞与」の割合(支給月数)の1事業所当たりの平均です。支給労働者数割合は、常用労働者総数に対する賞与を支給した事業所の全常用労働者数(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)の割合です。支給事業所数割合とは、事業所総数に対する賞与を支給した事業所数の割合です。詳細は次のURLのページからご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/30-1.html