要点整理 平成30年度介護報酬改定
平成30年度の介護報酬改定率は+0.54%になりました。今回の改定では4つの柱を中心に構成されています。今回はその内容を整理し、主な改定項目をご紹介します。
地域包括ケアシステムの推進
診療報酬との同時改定ですので医療・介護の役割分担と連携に特に力点を置き、希望の場所で状態に応じた医療や介護、看取りが実施されることに重点が置かれています。ケアマネジメントも重要視されています。
自立支援・重度化防止
高齢者の自立支援、要介護状態の軽減、悪化防止等、介護保険の目的を重視した内容です。
多様な人材の確保と生産性の向上
介護人材確保は最重要課題の一つ。専門的人材やロボット技術・ICTの活用、人員・設備基準の緩和等による効率化を目指す内容です。
制度の安定性・持続可能性の確保
介護保険制度を安定的に運営し、持続可能な仕組みにしていくことを目指す内容です。