最新情報

  • ホーム
  • 税務相談
  • 決算診断
  • 医院経営
  • 資産・相続

『意味の違う言葉』

事例で学ぶ4コマ劇場今月の接遇ワンポイント情報

ワンポイントアドバイス

言葉に関する振り返りを適度に行うとよいでしょう。今回は、新人さんが間違いやすい言葉として、意味の違う言葉を取り上げてみました。

事例では、『外出』と『席を外す』の言葉の違いを問うています。

これらの言葉について、サエコさんの解釈に問題はありません。ただし『席を外す』について、「ここにいない」と発言していますが、この場合の“ここ”とは“その場”だけのことであって、敷地内(建物内)のどこかには居る、という前提があることを忘れないようにしましょう。

この前提を理解していれば、アイさんの発想は生まれないはずです。

もし、アイさんの発想をそのまま受け入れてしまえば、院長先生が往診へ出かけていても「席を外しています」と伝えてしまうでしょう。そうなったとき、相手は“すぐに戻るだろう”と短い時間を設定してしまいます。実際は往診ですから短い時間で戻ることは難しく、結果として相手をイライラさせてしまいます。

このような往診など外出している場合には、「申し訳ございませんが、院長はただ今外出をしております/往診に出かけております」などの表現を用いると、相手は心の中で長めの時間設定をすることができます。

また、このような際に“戻ったら電話を差し上げる”、あるいは“用件を伺う”などのプラスαの対応ができるとよいですね。

相手にとって、分かりやすい言葉、親切な応対を心がけましょう。

全てを表示

お問い合わせ

ページトップへ