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今回の事例では、アイさんが、患者様からお名前の間違いを指摘され、修正しました。

そしてこの修正の仕方について、患者様は良い印象をもたれなかったようです。

なぜでしょうか。

資源の節約、リサイクルといった観点からすると、アイさんの修正の仕方は問題ないといえるでしょう。しかし、ここで忘れてはならないのは、患者様への気持ちです。

お名前が間違っていたことについて、アイさんは謝罪を述べていますが、本当に申し訳ないことだと認識していたのであれば、もっと丁寧で、気持ちのこもったお詫びを口にすることができたでしょう。

あるいはそもそも修正をする前に、資源に関する考え方を述べ、患者様に修正テープを用いた書き直しを伺ってみたならば、患者様も理解を示してくださったかもしれません。

その人の考えていることは、不意の応対に表現されてしまいます。状況がどうであれ、患者様を大切に思う気持ちを忘れないようにしましょう。