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都道府県別 通院者率の傾向

厚生労働省によると国民医療費は増加を続け、平成26年度には40兆円を超えました。医療機関を受診する人も増えていると思われます。ここでは、同省の調査結果などから、都道府県別の通院者率の増減をみていきます。

女性の方が通院者率は高い

上記調査結果などから、25年と28年の都道府県別の通院者率(人口千人に対する通院者数)を男女別にまとめると、下表のとおりです。
全国の男性の通院者率は28年が372.5で、25年に比べて3.8%の増加となりました。女性は406.6で2.6%の増加となりました。通院者率は女性の方が高いことがわかります。

高い東北地方の通院者率

28年の通院者率を都道府県別にみると、男性は秋田県の424.2が最も高くなりました。以下、岩手県や山形県など7県が400を越えました。逆に最も通院者率が低いのは沖縄県の322.9で、石川県や愛知県も350以下となりました。

増減率では福岡県の14.6%が最も高く、長崎県や大分県など12県で10%以上になりました。女性は秋田県が470.1で、男性と同じく最も通院者率が高くなりました。次いで岩手県や長崎県、高知県、山形県などが続き、33都道府県で400を超えています。一方、最も低いのは女性も沖縄県となりました。

増減率では長崎県が15.6%で最も高く、秋田県が10.9%で続いています。なお、愛知県と大阪府は男女とも増減率がマイナスとなりました。貴院の所在地の状況はいかがでしょうか。

厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」
全国の世帯及び世帯員を対象とし、一定の方法により抽出した約29万世帯及び約71万人を調査客体とした調査です。なお、平成28年は熊本地震の影響により、熊本県については調査を実施していません。
詳細は次のURLのページからご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21kekka.html

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