国が描く「医療分野の未来予想図」
首相官邸で開催されている未来投資会議※では、医療・介護分野でのICT活用についても議論されています。今回は、第2回会合で塩崎厚労相が発表した資料をもとに、政府が描いている「医療の将来像」をご紹介します。
3つの革命を
ICTを活用した次世代型の保健医療システムの技術革命のポイントは「つくる」「つなげる」「ひらく」の3つです。
「患者・国民目線」で
「供給者目線」から「患者・国民目線」のICTの利活用になるように作り変えることで、次のようなことが実現できます。
2020年度の本格稼働を目指して
これらは十分な検証のもと、現場や国民がメリットを実感できる形で診療報酬等に組み込まれ、2020年度の本格稼働を目指します。
来る2017年度は、診療支援技術の確立、2018年度診療報酬改定への反映、医療等IDの設計開発、医療連携ネットの全国普及が予定されています。
※未来投資会議
「未来への投資」の拡大に向けた成長戦略と構造改革の加速化を目的に開催。
詳細は次のURLのページからご確認ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/index.html