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年齢階級別 医療機関の役職者給与平均支給額

給与に関する詳細な統計データは、それほど多くはありません。ここでは平成28年11月に人事院から発表された調査結果から、医療機関の役職者の給与データをご紹介します。

病院長・副院長は150万円を超える

上記調査結果から、病院長、副院長、医科長、薬局長、総看護師長、看護師長の平成28年4月分給与の平均支給額をまとめると下表のとおりです。

きまって支給する給与の平均(表中の計の部分)をみると、病院長が170万円を超え最も高くなりました。
副院長は150万円を超え、医科長は100万円を超えました。薬局長と総看護師長は50万円を超えています。

27年度より増加した役職が多い

27年度の結果と比べてみると、病院長と副院長は2%程度の増加、医科長は4%の増加、その他、看護師長は1%の増加となりました。
薬局長と総看護師長は0.1%の減少となっています。前年度よりも増加した役職が多くなっています。

役職者給与に関する公的データは多くはないため、ひとつの目安として活用されてはいかがでしょうか。

人事院「平成28年職種別民間給与実態調査の結果」
層化無作為抽出した企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の事業所を対象に、平成28年4月分の給与等について行われた調査です。
役職の定義は次のとおりです。
病院長は部下に医師又は歯科医師5人以上。副院長は病院長に事故等のあるときの職務代行者。医科長は部下に医師又は歯科医師1人以上。
薬局長は部下に薬剤師2人以上、総看護師長は部下に看護師長5人以上、看護師長は部下に看護師又は准看護師5人以上です。
詳細は、次のURLのページからご確認ください。
http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/minn/minnhp/min28_index.htm

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