体現(表現)
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
私達一人一人には、話し方やしぐさ、態度など特徴があります。相手に与える印象が明るく優しいものであればよいでしょう。
しかし、相手に不快な印象を与えたり、誤解を招くようなことであれば、なるべく意識をして改めるとよいでしょう。
そのためには、まず【気づく】ことが必要です。
自分が相手に与える印象に気づいていない人は、改善すらできないからです。
今回、アイさんはサエコさんから、無意識にしていた腕組みの指摘を受けていたようです。
自分で気づいていない癖で不快な印象を与える態度は、周りのスタッフからアドバイスを受けるとよいでしょう。
腕組みの他にも、次のような癖はありませんか?
- ドアの開け閉めで、大きな音をたてる
- 目を合わさない
- 足を開いて立つ(仁王立ち)
- 手を腰に当てる
- 手を後ろで組む
- 何度も髪の毛を触る・かき上げる
- 肘をつく 等
また、皆様の組織には意見を出し、受け入れる風土があるでしょうか?
一人では難しいことも、お互いに協力することでクリアできることが沢山あります。また、自分以外の意見を聞くことは、客観的な視点として参考になるでしょう。
人の意見を素直に受け入れることができる人は、精神的に成熟しています。スタッフ一人一人が成熟の方向へ動いているとき、組織は活性化します。成熟した組織を目指し、日々の応対をステップアップしましょう。