応対する位置
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
複数の患者様とそれぞれ応対する場合、どのような位置関係にしていますか?
特に受付が混雑し、続けて次の患者様と応対する場合の位置関係を考えてみましょう。
例えばマクドナルドでしたら、カウンターで注文が終わったお客様に対して、「商品を準備しますので、一歩横に移ってお待ちください」などの言葉をかけ、注文された品を待っているお客様を誘導します。これは、注文を受ける店員が常に注文するお客様と相対する位置でお話できるようにするためです。
院内ではどうでしょうか。
マクドナルドのように、相手に移動をお願いするか、スタッフが一歩横へ動く、あるいはスタッフの体の向きを変えるとよいでしょう。
今回の事例の場合はカウンター越しなので、アイさんが動くよりも小紋さんに動いていただくか、華さんの名前をお呼びしながら、アイコンタクトや手などを使って小紋さんの隣へ誘導する、ということが考えられるでしょう。
たった一つの動きや体の向きの変化により、相対して応対することができます。心も体も相手と向き合って応対できると気持ちよいですね。