明確な目標設定
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
誰しも日常生活の中で、『将来、こうなりたい・こうありたい・こうなったらいいな』と望むことがあるでしょう。
そこで、接遇に関する目標の中から、スタッフがよく掲げる内容を挙げてみます。
『患者様に優しい応対をします』
『上手に電話応対ができるようになりたい』
『社会人としてふさわしいマナーを身に付けたい』等
前向きな、意欲が伝わります。
これらは、接遇において大きな目標になります。
この目標を達成するには、更に細部へと視点を向ける必要があります。目標は、【大きな目標】を達成するために何から取り組むか、といった【はじめの一歩】を具体的に見つけ出すことが不可欠です。
例えば、『患者様に優しい応対をします』を大きな目標としたときには、『笑顔で挨拶をする』『目を見て説明をする』等が考えられるでしょう。
アイさんは、マナ先輩を目標として掲げ、その【はじめの一歩】として髪型を真似することを考えたようです。真似ることは、学ぶことへの第一歩です。
決して悪いことではありません。形から入ることで、形に見合う立ち居振る舞いができるようにもなるでしょう。
また視点は、“未来”とその未来へと続く“現在”の両方に置くことが必要です。何故なら未来は、『今、ここ』の積み重ねだからです。
併せて、物事を総体的に捉える広い視点と、具体的に実行可能へと導く焦点を絞った視点の両方を組み合わせることで、目標を達成することができるでしょう。
今日一日に明確な目標設定をして、仕事に取り組みましょう。そして、なりたい自分に近づき、充実した日々を送りましょう。