診療報酬改定で在宅医療はどうなる?
平成28年度診療報酬改定が通知されました。前回の26年度改定で大きく変化した「在宅医療」は今回も大幅に変更され、質的・量的向上を目指し、医療機関の実績、診療内容、患者の状態に応じた評価に見直されています。
重症度と居住場所に応じた評価
①特定施設入居時等医学総合管理料の変更。
②末期悪性腫瘍患者や後天性免疫不全症候群患者、指定難病の患者等、重症度の高い患者に対する評価が充実。
③月1回の訪問診療による管理料が創設。
④同一日に診療した人数に関わらず、当該建物における医学管理実施人数(単一建物診療患者人数)で評価。