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施設からの入院患者、退院後はどこへ?

施設入居者が入院した場合、退院後に再び施設に戻る割合はどの程度でしょうか。今回は、厚生労働省が発表した調査に注目します。

全体では4.1%が介護施設等へ

退院患者を対象とした「入院前の場所」「退院後の行き先」の構成は、次の通りです。

厚労省「平成26年患者調査の概況」より

退院後に介護施設等に入所した患者の割合は、介護老人保健施設が1.6%、介護老人福祉施設が1.4%、社会福祉施設が1.1%、合計4.1%となっています。

6割~7割強が入院前と同じ環境へ

「入院前の場所」が福祉施設等であった退院患者の行き先を、下表の通りまとめました。

介護老人保健施設入所者が、退院後に再び介護老人保健施設に入所した割合は60.2%、同じく介護老人福祉施設は64.1%、社会福祉施設は72.7%となりました。

厚生労働省「平成26年患者調査の概況」より

この調査では、退院後に入所した施設が入院前と同じ施設かどうかまでは追跡できませんが、治癒の後、家庭や他の施設へ移る割合は低く、6~7割強が入院前と同じ環境への移動を選択していることが分かります。

厚生労働省「平成26年患者調査の概況」
層化無作為に抽出した全国の医療施設を利用する患者を対象とした調査です。
上述の退院患者は、平成26年9月1ヶ月間に退院した者約136万人が対象です。
詳細は、次のURLのページからご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/14/index.html

高齢者のやけど事故防止に呼びかけ/消費者庁

過去6年間に消費者庁に寄せられた高齢者のやけど事故は338件。うち低温やけどが119件でカイロが最も多く、こたつで就寝したことによる重症事例も報告されています。

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