女性医師6万人突破 全体の2割超える
平成26年末時点での医師の数は、311,205人(前々年比2.6%増)であったことが、厚生労働省の調査※で明らかとなりました。
女性医師は全体の2割を突破
同調査によると、女性は63,504人(20.4%)で、初めて6万人かつ全体の2割を超えました。また、臨床研修医を除く女性医師の診療科別の分布では「内科」が最も多く、次いで「小児科」「眼科」「皮膚科」「産婦人科」「精神科」「麻酔科」となっています。
病院と診療所で平均年齢に10歳の差
施設の種別毎にみた医師の平均年齢は、病院が49.3歳、診療所は59.2歳と約10歳の差でした。診療所の医師の平均年齢が最も高いのは「外科」の65.6歳、次いで「アレルギー科」63.4歳、「消化器外科(胃腸外科)」61.3歳となっています。
医療施設に従事する人口10万対医師数は、全国で233.6人。都道府県別で最も多いのは京都府の307.9人、次いで東京都304.5人、徳島県303.3人でした。一方で最も少ないのは埼玉県の152.8人、次いで茨城県169.6人、千葉県182.9人となり、関東では東京都に医師が集中し、近隣県は軒並み少ない結果となりました。(下図参照)
※厚生労働省「平成26年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」
2年に1度実施されます。今回の調査期日は平成26年12月31日現在です。
詳細は次のURLのページからご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/14/index.html