クッション言葉
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
クッション言葉とは、モノの言い方が相手に柔らかく届く言葉です。
≪依頼をする時≫
●恐れ入りますが ●お手数ですが ●ご迷惑をおかけしますが 等
≪尋ねる時≫
●失礼ですが ●恐れ入りますが 等
≪要望に応じられない時≫
●あいにくですが ●申し訳ございませんが ●せっかくですが 等
時折アイさんのように、『すみません』の言葉が多く用いられ、いつもこの言葉で対応している方がいらっしゃいます。
しかし、『すみません』という言葉は使われすぎていて、今や丁寧な言葉とはいえなくなってきています。クッション言葉は、数多く持っていることが望ましいでしょう。
そして、その表現にふさわしいクッション言葉を上手く使うことができるように、会話の練習をしてみましょう。
◆例
「すみませんが、こちらに記入をお願いします」より、「お手数ですが、こちらに記入をお願いします」と伝えることで、しっくりと優しく届きます。
◇捉え方
記入をする作業は“手”で行いますので、クッション言葉は『お手数ですが』が、ふさわしいでしょう。
クッション言葉はコミュニケーションの豊かさに繋がります。注意深く周りの方の言葉を集めて、自分のものにしましょう。