見られて(聞かれて)いる
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
今回の事例のように、礼儀正しい挨拶をしてくださいますと、実に気持ちよく感じます。
社外へ出ても信頼される応対ができるのは、仕事中、社員一人一人が【見られている・聞かれている】という意識をしっかり持っているからです。
このような【見られている・聞かれている】という意識は、私達も持つことが大切です。
仕事中の私語は厳禁でしょうし、患者様のプライバシー配慮は医療人として必要不可欠です。
待合の患者様にとって、オープンカウンターの受付は、まるで特大画面のTVのようです。
また、たとえ患者様が下を向いて本を読んでいたとしても、耳からは職員の会話を拾っています。
■患者様からの電話で復唱をすることは重要ですが、声のトーンは落としていますか?
■受付カウンターの奥で、職員同士が患者様のお話をすることがよくあります。もう一歩奥へ入り、患者様から見えない位置で話をする配慮が必要ではありませんか?
■忙しいという理由でカルテや保険証、物の取扱いを乱雑にしていませんか?
この他、ユニフォームを着用したままの外出、閉院間際の電話応対・受付応対、業者の方への応対、営業マンへのお断り、様々な場面で病医院を代表している・看板を背負っているという組織人としての意識もあわせ持たなくてはなりません。宅配便の方へのアイさんの応対は、どのように感じましたか?
自分一人の応対は組織の評判へ、何より自分自身の評価へとつながります。
一期一会、仕事中出会う相手をその瞬間大切にできるよう、自分を磨きたいものです。