イメージトレーニング
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
接遇応対にもイメージトレーニングは、大切であると考えています。
例えば、キャビンアテンダントの声のトーン、話の間の取り方、受け渡しの優しく丁寧な動作、笑顔の挨拶と背筋の伸びた美しいお辞儀。
また、ディズニーのキャスト(スタッフ)が子供に接するときの目線、ワクワクするような表情やジェスチャー。
テレビドラマや映画に出演されている俳優さんの身のこなしや、セリフの言い回しなど、イメージをする対象はどこにでもあります。
強く明確に、イメージを繰り返し想い描くことによって、仕事中の歩き方や身のこなし、言葉遣いや声のトーンが徐々に変わってくることでしょう。
またイメージトレーニングをすることによって、【問題意識】を持つことができます。
この【問題意識】とは、理想(あるべき姿)と現状(現実)のギャップ(差)に気づいていることを指します。
理想が低い人は、問題そのものを認識していません。また、アイさんのように自分はできているはずと思い込み、現状を客観的に把握できていない場合もあります。
つまり、サエコさんが言ったように、『問題がない』とする思い込みが一番の問題である、と考えることができるでしょう。
理想のイメージを持てたなら、次のステップは『どの部分を明確に意識すべきか』を具体的に絞ります。そうすると、すべきことが明白となり、理想へと近づくことができるでしょう。