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医療法人の交際費に関するデータ

今年3月に国税庁から「平成25年度分会社標本調査結果」が発表されました。ここではその結果などから求めた、医療法人1法人あたり年間の交際費等支出額をご紹介します（※）。

利益計上法人の場合

上記調査結果から、資本金階級別に医療法人1法人あたり年間の交際費等支出額をまとめると、下表のとおりです。

利益計上法人では、23年度分以降、合計が190万～210万円台で推移しており、3年間の平均（以下、平均）で200万円程度となりました。また、資本金1億円未満も平均で200万円程度になっています。資本金1億円以上になると、平均が387万円と1億円未満の2倍近い金額になりました。

欠損法人の場合

欠損法人をみると、合計で120万～140万円台で推移しており、平均では137万円となりました。資本金1億円未満は平均で135万円と合計とほぼ同額で、利益計上法人と比べると70万円ほど少なくなっています。資本金1億円以上については354万円で、利益計上法人の387万円と近い金額になっていることが分かります。

貴院の交際費はこのデータと比較すると、どのような結果になるでしょうか。

※会社標本調査
内国普通法人（休業、清算中の法人並びに一般社団・財団法人及び特殊な法人を除く）を対象に、4月1日から翌年3月31日までの間に終了した調査対象法人の各事業年度（この間に事業年度が2回以上終了した法人にあってはその全事業年度）について、7月31日現在でとりまとめたものです。ここでの交際費等支出額は、資本金階級別に集計された合計金額を法人数で除して求めた数字になります。
詳細は、次のURLのページからご確認ください。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/kaishahyohon/top.htm#a-05