『掃除』
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
自分に与えられた役割をきちんと認識し、それがどんな小さなことであっても、【常に前向きで気持ちよく】を心がけていれば、たったそれだけで、人格を成長させることができるでしょう。
あいちゃんは、どうやら前向きな気持ちで掃除ができないようです。他者、ここではサエコさんから見ても到底気持ちよい雰囲気ではないようです。
この事例では“掃除”でしたが、どんなに些細な仕事であっても、常に前向きな気持ちで当たり前のことが当たり前にできること、そして小さなことに感謝できる心を持っていれば、誰もが一日を心豊かに過ごすことができると思います。接遇はその人の考えていることが、その人の空気となって周りの方々に伝わるものです。
そうはいっても、常に前向きな気持ちや、小さなことに感謝できる心は、気持ち(心)にゆとりがなければ難しいでしょう。
ゆとりとは、たとえば日本ならではの四季折々を感じることができるかどうかで判断してみてはいかがでしょうか。秋が深まる季節の移り変わりでは、「落ち葉を踏みしめる音が気持ちがいいわ。もうすっかり秋なのね。」と感じるゆとりはありますか?
もし、「仕事に追われて疲れているから、そんなこと感じる余裕はないわ!」と思われたら、自分自身へ【心のゆとりと優しさ】 をプレゼントしてみましょう。
患者様だけではなく、時には自分自身を優しく見つめて、気分転換してリラックスする時間をつくってください。
みなさまの心のゆとりも、接遇です。