最新情報

  • ホーム
  • 税務相談
  • 決算診断
  • 医院経営
  • 資産・相続

声の感じ

事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報

ワンポイントアドバイス

待合室でお待ちいただく患者様のために、院内の環境を良くしようと、有線などで音楽を流す、映像と一緒に音楽を流すなど、さまざまな音の配慮がなされています。

それでは患者様の名前をお呼びするときは、どうでしょうか。声も音の一つです。聞き取りやすい、温かな声を届けていますか?

患者様はずっと呼び出しの声を聞いています。自分が呼ばれるのを、今か?今か?と耳に神経を集中して聞いていらっしゃるのですから、当然ともいえるでしょう。

冷たく早口で呼ばれれば、中での治療は冷たく強い痛みがあるように想像してしまいます。反対に優しく柔らかな声で呼ばれれば、中での治療も優しいイメージを抱きます。

このように院内での私達の言動すべてが医療行為に直結するのです。具合が悪く、不安や緊張を抱えている患者様に心地良く待っていただくためには、私達の声にもまた配慮が求められるのではないでしょうか。

同じ言葉を発してもイントネーションや強弱・高低によって心地良く感じる場合、あるいは不快に感じる場合があるでしょう。声にも表情が出ますから、抑揚のある優しい声をイメージしながら、少し意識をして心から言葉を送り届けましょう。

ポイントは、言葉一つ一つにゆるかな弧を描くような感じをつけて発することです。マナ先輩が話されていたように、童謡などは耳に心地良い響きです。ゆるやかに弧を描くような抑揚がイメージできないときには、気持ちが和らぐ童謡のリズムを思い浮かべてみるのもいいかもしれませんね。

相手のためを思う柔らかな心が、柔らかな声となり柔らかな印象となり、安心へ信頼へと繋がっていくのです。

全てを表示

お問い合わせ

ページトップへ