業種別従業者規模別1施設当たりの収入金額
今年2月末に、総務省と経済産業省から平成24年経済センサス活動調査の新しい結果である、
「医療,福祉に関する集計」が発表されました(※)。ここではこの発表データから算出した、福祉事業の業種別従業者規模別の1施設当たり収入金額をご紹介します。
施設系サービスの収入金額が高めに
上述の集計結果から、福祉事業の業種別従業者規模別の1施設当たり収入金額を求めると下表のとおりです。業種によって金額に幅がありますが、介護事業では施設系サービスの金額が高くなっています。
次に従業者1人当たりの収入金額を求めると下表のとおりです。全体をみると200万~700万円台ですが、従業者規模によっては、2000万円を超える業種がみられます。
自施設の現状を把握するために、これらのデータと比較してみてはいかがでしょうか。
※経済センサス活動調査
農林漁家に属する個人経営の事業所、家事サービス業および外国公務に属する事業所を除くすべての事業所および企業を対象とした調査で す。ここでの1施設あたりの収入金額は、収入金額の回答のあった事業所の数字から求めたもので23年の数字となっています。未公表の部分は金額の表示がありません。詳細は次のURLから確認できます。httphttp://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001056219