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データでみる介護事業の費用割合

平成25年12月、厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会介護事業経営調査委員会は会合で、「平成25年度介護事業経営概況調査結果」()について報告を行いました。ここではその調査結果から、介護事業の種類別に、費用割合に関するデータをご紹介します。

訪問系サービスで給与費割合が高い

上記資料から介護事業の種類別に介護事業における費用割合をまとめると、下表のようになります。

どの事業でも、費用のうち最も割合が高いのは給与費です。中でも居宅介護支援は86.9%と90%近い数字になっています。次いで訪問看護が81.9%、訪問介護が77.5%、訪問入浴介護が68.4%などとなっています。給与費の割合は平均で62.3%ですが、サービス利用者の自宅に出向く訪問系のサービスの方が、通所および施設系のサービスよりも高くなる傾向がみられます。

貴施設の状況はいかがですか

介護事業は人手に頼るサービスが多いことから、給与に関する費用も多くなり、全費用に占める割合も高くなります。自施設の割合は高いのか低いのか、ここで紹介したデータと自施設のデータを比較してみてはいかがでしょうか。

平成25 年度介護事業経営概況調査結果
介護事業のサービス提供状況や収支状況などについて、平成25年7月に行われた調査です。調査客体数は15,679施設・事業所で、有効回答率は41.7%となっています。詳細は厚生労働省の次のURL から確認できます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000031480.html

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