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タイムマネジメント①

事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報

ワンポイントアドバイス

近年、仕事のできる人の習慣として“タイムマネジメント”が重視されています。これは、仕事の生産性を向上させるための時間管理術なので、医療スタッフにも重要な考え方です。

生産性とは、インプット(投入)におけるアウトプット(産出)です。具体的には、働く時間に対する成果が生産性を図る指標です。では、生産性の高い仕事をするためのポイントは何でしょうか?

ポイント1 短時間で多くの量を!

繰り返す作業的要素の濃い仕事は、仕上がりの質を落とさずに、短時間でたくさんの量を仕上げることです。入力、準備、片づけ等が該当します。

ポイント2 したいこと<すべきこと

量を計ることのできない仕事は、優先順位のつけ方が医院全体の成果に大きく影響します。

今回のケースは、ここに該当します。

あいちゃんは、「今“したい”」といっていました。しかし、優先順位付けの基準の一つは、『したいこと』より『すべきこと』なのです。今何をしたいか、ではなく、今何をすべきか、を考えなければなりません。

― 成果があがらない者は、“努力”に焦点を合わせる。成果を上げる者は、“貢献”に焦点をあわせる。外の世界に目を向ける。責任を重視する(P.F.ドラッカー) ―

「自分なりに頑張っています」ではなく、「周りに役に立つこと」を基準にできれば生産性が高くなるでしょう。

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