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医療関連業種の売上高

平成25年8月に総務省と経済産業省から「経済センサス活動調査」()の詳細結果が発表されました。今回発表された結果から、医療関連業種の売上高に関するデータを抽出してご紹介します。

医療業の市場規模は30兆円に

上述の調査結果から、平成23年の医療業全体および医療関連業種別の民営事業所の売上(収入)金額(以下、売上という)などをまとめると、以下のようになります。医療業全体の民営事業所の売上は約30兆円で、細かな業種では病院が約17兆円、一般診療所は約8兆円、歯科診療所が約2兆円などとなっています。

1事業所当たりの売上を求めると

次にこの売上と事業所数から業種別に1事業所当たりの売上を求めると、一般病院では約28億円となりました。有床診療所は約2.5億円、無床診療所は約1.1億円となり、有床診療所の方が無床診療所に比べて2倍以上の金額となっています。その他、歯科診療所は約4,600万円、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所が約1,300万円という結果になりました。

この調査では診療科ごとのデータの比較はできませんが、一つの目安として自院と比較するなど、現状確認に活用してみてはいかがでしょうか。

総務省・経済産業省「平成24 年経済センサス活動調査」
農林漁家に属する個人経営の事業所、家事サービス業および外国公務に属する事業所を除くすべての事業所および企業を対象とした調査です。ここでの売上(収入)金額、費用等の経理事項は平成23年1年間の数値であり、売上(収入)金額等が不詳の事業所(企業等)を除いて集計しています。詳細は、次のURLでご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/30-1.html

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