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介護ロボット、使ってみたいですか?

今回は、内閣府が行った「介護ロボットに関する特別世論調査」()の結果に注目します。介護ロボットについては、平成24年11月に政府が「ロボット技術の介護利用における重点分野」を発表するなど、国を挙げての研究が進んでいます。

介護の苦労TOP5は?

調査対象のうち、「在宅での介護経験がある」と回答した人は26.3%、「家族が介護を経験した」は11.5%。これらの介護経験者696人が挙げる「介護で苦労したこと」の上位は、以下の通りです。

心の負担軽減が介護ロボットの魅力

介護ロボットの何に魅力を感じるかについての回答は、以下の通りです。

「介護する側の心身負担の軽減」「気を遣わなくても良い」等、心の負担が減ることへの期待感が強く表れています。

6割近くが利用の意向

介護ロボットを利用したいかどうかの回答は、介護をする側・される側どちらの立場からも6割近くが利用の意向を示しました。

内閣府「介護ロボットに関する特別世論調査」
全国20歳以上の日本国籍を有する3,000人を対象に、平成25年8月1日~11日、調査員による個別面接聴取により調査を実施。有効回収数は1,842人(61.4%)。詳細は、次のURLでご確認ください。
http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h25/h25-kaigo.pdf

医療費・介護費用、2025年度の削減効果目標は5兆円

田村厚労相は8月30日の定例記者会見において、「医療費、介護費用について、5兆円の削減効果を目指す」ことを明示しました。レセプトや検診データを最大限に利用し、田村厚労相を本部長とする「健康づくり推進本部」を立ち上げ、生活習慣予防、介護予防の主要な取組み、後発医薬品の使用促進、重複受診の防止等の医療資源の有効活用の取組みを行う方針です。

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