患者様の存在
事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報
ワンポイントアドバイス
今回のケースでは、次のような場面でした。
このような場面では、患者様は取り残されたような、寂しい気持ちになるでしょう。
患者様が寂しい気持ちになる、このようなケースは他にも考えられます。
たとえば患者様の姿が見えないからと、つい患者様の話をしてしまう場面です。うかつに口にした言葉が、実は患者様に聞こえてしまっていた、ということがあるのではないでしょうか。このような場面では、患者様は寂しさとともに、スタッフの言葉に傷つくこともあるでしょう。
どちらのケースでも、スタッフが、心の中で患者様の存在を忘れた瞬間に起こります。これらは、患者様にとって、とても寂しく・不快な出来事です。
相手を尊重するということは、言葉の遣い方だけではなく、スタッフの心の中に相手を気にかける気持ちがあるかどうかということも影響するのです。
いつ、どのような時にも、心の中に患者様の存在を意識して応対をしましょう。