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繊細で心地良い表現

事例で学ぶ4コマ劇場 今月の接遇ワンポイント情報

ワンポイントアドバイス

「日本語は、優しく繊細である」と表現されることがあり、言葉が多彩です。日常的に用いる表現の中で、私達にも有効的で、繊細な言葉遣いを考えてみましょう。

マナ先輩は、サエコさんやあいちゃんと一緒に言葉を丁寧な表現に変化させる訓練をしているようですね。そこでのやりとりを見ていると、サエコさんの表現でマナ先輩は「惜しい!」とコメントしています。これはなぜでしょうか。

サエコさんは一見優しく丁寧に表現していますが、表現の中に否定形(この場合は“いただけません”)が隠れています。これは、無意識に相手の否定的な心理や行動を引き寄せる可能性があります。

否定形の言葉を用いない表現としては、たとえば「折り返しお電話をいただけますか」、 あるいは「折り返しお電話をいただけますでしょうか」があります。些細なことですが、肯定的な言葉を用いることによって、相手の心を開き、よりスムースに物事を進める可能性が広がります。

日常の会話において、意識をしていない状態では、

「こちらにご記入いただけませんでしょうか」

「確認をお願いできませんでしょうか」

などと、否定形を用いて表現される機会が多いように思います。次のように肯定的な言葉を用いることで、より優しく丁寧、実に繊細で気持ちの良い言葉遣いとなるでしょう。

「こちらにご記入いただけますでしょうか」

「確認をお願いできますでしょうか」

生活の中においても誰かの発した言葉によって、前向きになることもあれば、落ち込むこともあるでしょう。言葉の影響は大きいと思います。毎日使うフレーズをより良い表現に変えることによって、更に心地良い対応へとステップアップできます。まずは、スタッフ全員でゲームのように楽しくチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。

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