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財務諸表等開示システム、6月スタート

社会福祉法人の財務諸表開示システムが6月から本格運用となります。既に各自治体で説明会が開催され、1~2月には試行運用も行われました。今回は、目前に迫った本格運用に先立ち、同システムの概要をおさらいします。

透明性と事務軽減を叶えるシステム

同システムは、次を目的として構築されたデータベースです。

  • 社会福祉法人の運営の透明性を確保
  • 国民への説明責任(情報提供)
  • 届出書類の電子化による、社会福祉法人の事務負担軽減

また全体の流れは、下図のようになります。

社会福祉法人が入力するのは?

社会福祉法人が入力する帳票類は「現況報告書」「計算書類」「財産目録」「社会福祉充実残額算定シート」の4種類です。

ここでいう、「計算書類」には、「資金収支計算書」「事業活動計算書」「貸借対照表」「内部取引消去額」「財務諸表注記」「充実計画」が含まれます。

「現況報告書」を入力した後、勘定科目を設定し、「計算書類等」「財産目録」を入力します。先に入力した内容が後の帳票に反映され、帳票間の不整合が防止される仕組みです。「財産目録」までのデータによって、最後の「社会福祉充実残額」に必要なほとんどの項目が自動設定されます。

初年度は入力や事務手続きが増えますが、2年目以降は、前年度のデータがコピーされ、大幅な事務負担の軽減が期待できます。

正式な運用に先立って行われた試行運用は、2月28日に終了しました。一部様式等が見直されますが、試行運用で入力されたデータは、6月からの正式運用に予め反映された形で各法人にシートが配布される予定です。

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