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職種別にみる介護従事者の平均給与額

平成28年4月に厚生労働省から「平成27年度介護従事者処遇状況等調査結果」が発表されました。ここではその結果から、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)~(Ⅳ)を取得(届出)した事業所における、介護職員の平均給与額を職種および常勤・非常勤の別にみていきます。

常勤は25万~30万円台に

平成27年9月の平均給与額をみると、介護職員と調理員は20万円台ですが、その他の職種は30万円台となりました。中でも看護職員は37万円台で、最も高い額になっています。

27年と26年の平均給与額の差をみると、すべての職種で26年に比べて金額が増加しました。特に、介護職員は1.2万円以上の増加となっています。その他の職種についても、調理員を除いて6,000~9,000円台の増加となっています。

非常勤は10万円台がほとんど

26年、27年ともに、平均給与額が20万円を超えているのは生活相談員・支援相談員だけで、その他の職種では10万円台となっています。平均給与額の差をみると、非常勤の場合、生活相談員・支援相談員と事務職員、調理員が26年に比べて27年の金額が減少しています。その一方で、介護支援専門員は1.8万円の増加となっており、増減の差が大きくなっています。

自施設職員の給与額を設定する際には、こうしたデータなども参考にしてみてはいかがでしょうか。

厚生労働省「平成27年度介護従事者処遇状況等調査結果」
平成27年10月に、調査対象介護サービス施設・事業所と調査日に当該施設・事業所に在籍する介護従事者等を対象に実施された調査です。平成26年と平成27年ともに在籍している者の平均給与額を比較しています。

また平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)で算出しています。非常勤の管理栄養士・栄養士の数字は公開されていません。
詳細は、次のURLのページからご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/16/index.html

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